「振り向くな君は」

振り向くな君は

あらすじ:
五年前に亡くなった名選手・成神龍。
彼は生前、合宿先の少年・犬童かおるにサッカーを教える。

「かおるの才能、それは天が授けたもんだ。タイプは俺に似てるがかおるの方がはるかに純度が高い。天才だよ。」
「うちの息子の蹴治は凡人だよ。特別なものを持っていない。むしろハンデを抱えているともいえる。しかし・・・努力ができる。その点は5歳にして超人の域だ!!」

「二人をつなげることが俺がサッカーに出会った意味なのかもしれない。」

数年後、その二人は、訪れた龍の母校・桜木高校の練習試合で急きょ、後半戦から出場することになる。
蹴治とかおるがピッチに立った時、奇跡が生まれる‥‥!!


ってな感じで作品紹介作ってみたんですが、もう設定聞いただけで高まらんかい!?

喘息持ちで一見ひ弱な蹴治がゴール前で一瞬見せるストライカーとしての輝きにスカッとし、広い視野をもつパスの天才・かおるの献身的な頑張りに涙し、お互いに唯一無二のパートナーとして支えあう二人の姿を見守りつつ、感動に浸っていたものだ。


ところが!!

マガジン編集部の野郎、この名作を打ち切りにしやがった!!


もったいねぇ〜!!!



「新本格的サッカー漫画」を銘打って始まったこの漫画だが、どちらかというとキャラクターの心情や人間ドラマの描写に力を入れていたように思う。
名シーンにはそれに対してリアクショアン&解説をする第三者が必ずいるし、回想シーンも多い。
(同じサッカー漫画なら「シュート!」、スポーツ漫画なら後半の「スラムダンク」に作風が近い気がする。)

そんな素晴らしいこの漫画を俺は毎週楽しみにしていたわけだが、あいにくこの続きを読むことは適わなくなった。
この作品はただの打ち切り漫画として、漫画界に名も残さず殆どの人の記憶にも残らないまま消えてしまうわけだが(現在、wikipediaにも項目がない!!)、それは非常にもったいない!!

サッカー巨編!!とならなかった分、短編サッカー漫画として、気軽に読める好機を得た、と思おう。
正直、荒削りだし、100人中100人が支持するような漫画ではないかもしれないが、好きな人は間違いなくツボにハマると思う。

もし見かけた際にはぜひ読んでもらいたいです。


振り向くな君は
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