「恋は雨上がりのように」を観た

原作は少し読んだことがあるので、作品の雰囲気は分かっているつもりでした。

 

が、アニメを見る前は、

 

「オジサンと女子高生の心のふれあいを描いた恋愛もの」

 

という印象だったのが、アニメ観終わったあと、

 

「オジサンと女子高生がお互いのふれあいを通じて本来の自分に戻る話」

 

に変わりました。


夢を諦めてしまったオジサンが女子高生とのふれあいを通じて過去の自分を思い出し、その夢と寄り添って生きることを決める。

そして、あきらは、怪我で離れてしまった陸上の世界に戻る。

 

原作が未完のため「それを感じさせる終わり方」でしたが、今後の2人の関係性も含めて、爽やかな終わり方が好感を持てました。

 

自分の性別や年齢もあって、完全に店長目線で観ていました。

女子高生に好意を持たれて、拒絶しつつもやっぱり気にしてしまうところや、自分はもう何もないと自嘲気味なところ、あきらのことをジェネレーションギャップに戸惑いつつも眩しいと感じてしまうところ、が個人的にですが凄く共感できました。

 

とはいえ、リアルかというとまた違うと思いますが…女子高生に対して如何わしい発想をせず、ひたすら人生の先輩として寄り添う店長は、極めて一部の善良なオジサンだと思います。ある意味ファンタジー。

 

店長とあきらの心情をメインに掘り下げる作品だと思うのですが、感情をセリフで表すのではなく、天候(主に雨)や表情、効果音や間、等のエフェクトで表しているのも風情があって良かったです。全体的に間を大事にする作風だったので、その点見る側を選ぶ作品ではあると思います。

 

その他にも好きなところは、

 

・爪の描写が綺麗
・背景が綺麗

・雨の描写が綺麗

・あきらがこっそりはしゃぐところが微笑ましい
・店長が自分とダブる(夢を諦めきれないところとか)
・色味とかがオレンジロード臭くていい

・基本的に悪人が居ない

・店長のモデルが後藤喜一

 

原作も読みたい。

 

 

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